国井咲也

>『長門派』って文字づらだけみると
 なんか幕末の維新志士みたいでカッコいいな!
 長門さんがいちばん二次元キャラっていえば
 二次元だから意味もなんか通るし。
 『長門派』……う〜ん、ホントにかっこいいぞ。


オレ「西も東もないぜよ、西郷どん!」
西郷「そうはいってもでごわす」
オレ「今、日本人同士で戦争してる場合じゃないぜよ。
   国をひとつにまとめて、バテレン達と
   対等にわたりあえる強い国家にせにゃ!」


  そういって胸元から「しんしょ」と書かれた
  包みを西郷に渡す


西郷「これは?」
オレ「とにかく読むぜよ!」


  包みをあけると1冊の文庫本
  かわいらしい女性がアカンベーをしている絵に
  『……の憤慨』と書いてある。
  その本を読みふける西郷


西郷「こ、これはっ! たまらんでごわす!
   フン! フンっ!(興奮している)」
オレ「そうじゃきー。
   ぐっとくるじゃろ!
   その小柄さ! うす布の西洋どてら……
   せーたぁーというんじゃが、それが少し
   大きくて、袖ぐちのかわいさがっ!」
西郷「おおっ! わかる!
    わかるでごわす!」
オレ「それが“萌え”じゃぁ!」
西郷「まっことよくわかったでごわす。
   戦争はやめるでごわす!」


   この2日にまったく同じ『しんしょ』の力で
   長州藩の説得にも成功。
   これが討幕、朝廷のどちらにもつかずに
   二次元キャラへの愛情を信条として
   和平の道をすすめていた
   『長門派』が歴史の表舞台に登場した
   最初である。


   (『その時歴史は動いた』の
     ナレーション風に読もう!)

  
……あー、なんか妄想してて
面白くなってきちゃった。
この“長門派のオレ”なる人物が
幕府の暗殺集団に狙われる
『鶴屋事件』編は金曜のブログにでも書くか。
とーぜん、店のおかみは、
あの美しい髪の長い女性だよね。
……あっ! “オレ”と鶴屋さん
ロマンスの匂いがしてきたっ!
つ〜る〜や〜さ〜ん〜っ!!!